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小泉重田小児科トップページ予防接種ワクチン一覧DPT+不活化ポリオワクチン

ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ四種混合ワクチン(DPT+sIPV) 
   (R5.4.1更新)


ソーク株ポリオの四種混合ワクチン(DTP+wIPV)、平成26年7月4日製造販売承認

 

個別接種・接種回数4回
平成24年11月1日から定期接種として接種できるようになりました。

 
 生後2ヶ月から接種できます  R5.4.1更新
令和5年4月から、生後2ヶ月から接種できるようになりました。
 公費で接種できる期間   
3ヶ月〜7歳6ヶ月の前日まで

1期3回 ・3〜8週間の間隔をあけます
・標準的な接種年齢は生後3ヶ月から開始します
1期追加1回 標準的な接種年齢は1期3回目を終了後、1年後〜1年6ヶ月後の間です
2期1回 ・小学6年でDT(ジフテリア・破傷風)二種混合ワクチンを接種
・標準的な接種年齢は11歳
・公費で接種できる期間は11歳から13歳
(参考)海外では百日咳の免疫を保つため二期の接種に3種混合ワクチンを使用しています。
(追加)平成29年、日本でも新たにジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンが発売され、小学校高学年での百日咳ワクチン接種に弾みがついた格好です。現時点ではジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンを2期接種に公費では使用できません。ご希望の場合は自費で接種する任意接種になります。
 ワクチンの説明   
 今までの三種混合ワクチン(ジフテリア菌・破傷風菌の毒素を無毒化したもの(トキソイド)と、百日咳菌の抗原を混合したワクチン)に、更に不活化ポリオを加えたワクチンです。
 四種混合ワクチンに含まれている不活化ポリオワクチンの成分は、平成24年9月から定期接種になった単独不活化ポリオワクチン(イモバックスポリオ皮下注)とは異なります。
 
 ワクチンスケジュールと同時接種  
 四種混合ワクチンは2ヶ月に達したらすぐに接種を始めましょう。百日咳は現在もよく見られる疾患であり、早期に予防が必要です。
現在は生後2ヶ月から予防接種をはじめることが普及しています。生後2か月になったら、まず、ヒブワクチン小児用7価肺炎球菌ワクチンと四種混合ワクチンを接種しましょう。
接種すべきワクチンが増えてきていますので、同時に接種する事をお勧めしています。
予防接種のプランは赤ちゃんのワクチンをご参考にして下さい。
 
 病気の説明      

ジフテリア 1981年に現在使われているトキソイドが導入され、現在では患者発生数は年間0名から1名程度です。しかし、ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状がでない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。
症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。
発病2〜3週間後には筋の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。
百日咳 1948年から百日咳ワクチンの接種がはじまって以来、患者数は減少してきています。
百日咳は普通のかぜのような症状ではじまります。
続いて咳がひどくなり、顔をまっ赤にして連続的に咳き込むようになります。咳のあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音がでます。
熱は通常出ません。
乳幼児は咳で呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、 乳児では命を落とすこともあります。
近年、赤ちゃんの頃に接種したワクチンの効果が切れて、小学校高学年から成人で百日咳にかかる人が増えています。そのため、海外では小学校高学年で百日咳ワクチンを含みジフテリア・破傷風・百日咳3種混合ワクチンを接種しています。
破傷風 土の中にいる菌が傷口から人の体内に入ることによって感染します。
菌が毒素を出すため、口が開けなくなったり、けいれんを起こしたりして、死亡することもあります。
患者さんの半数は本人も気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。土中に菌がいるため感染する機会は常にあります。
また、お母さんが抵抗力を持っていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。
ポリオ ポリオとは以前は「脊髄性小児麻痺」とか、「急性灰白髄炎」と呼ばれた、大人よりも乳幼児が罹りやすい病気です。
ポリオウイルスはまず口から体内に感染し、腸の中でウイルスが増えます。ただ、ポリオウイルスに感染しても殆どの方は病気の症状が現れずに、知らない間に免疫を獲得します。ところが、一部の方は腸のウイルスが脊髄に入いってしまい手や足の麻痺が現れます。これは麻痺性ポリオと呼ばれ手足の麻痺が生涯にわたって続くという大変な病気です。
 
 効果        
 ジフテリア、百日咳、破傷風、及びポリオに対する抵抗力(免疫)をつけます。
 
 副反応(有害事象) いわゆる副作用  
国内臨床試験(259名) 
注射部位の反応
 紅斑69.1%、腫脹30.9%、硬結52.1%
全身反応
 発熱(37.5以上)46.7%、気分変化28.6%、食欲減退10.0%

すでに接種が行われている海外では、上記の他に、当然、異常号泣、嘔吐、けいれん、発疹、下痢、過敏症反応、じん麻疹〜ショック、アナフィラキシー様症状、脳症など、様々な事例が報告されています。
これは、インフルエンザワクチンをはじめ、全ての予防接種につきものの一時的なリスク(副反応・有害事象)です。
 これらの一時的なリスクと、ワクチンのメリットを天秤にかけて、メリットがデメリットを上回っているために、世界各国で使用されています。

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