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小泉重田小児科予防接種予防接種について接種予定(スケジュール)を立てましょう(令和6年4月更新)

 


2-2 赤ちゃんの予防接種予定(スケジュール)を立てましょう

令和6年4月更新
 


予防接種には多くの種類があるので、「どれからはじめるのかな?」と悩んでしまう方もいらっしゃると思います。

基本方針は、生後2ヶ月から、小児用肺炎球菌ワクチン・五種混合ワクチン・B型肝炎ワクチン・ロタワクチンの同時接種をお勧めしています。


 効率よく、また、安心してワクチンを接種していただけるように、小泉重田小児科では「スケジュールを立てるときの原則@〜B」を考慮して、予防接種スケジュールの計画立案をアドバイスしております。
  
■スケジュールを立てるときの原則 @
うつる可能性の高い病気の予防接種から始めましょう。


 結核・百日咳・麻疹(はしか)・細菌性髄膜炎などの病気は、いつでもかかる可能性があります。
 実際に平成30年には沖縄県でたった一人の外国人観光客から、日本全国で100人近くの方に麻疹が感染しました。

 平成25年4月、ヒブワクチン、小児用7価肺炎球菌ワクチンが定期接種化されました。令和6年4月からは五種混合ワクチン、15価肺炎球菌ワクチンが手定期接種化されました。
 細菌性髄膜炎は、もし罹ったら大変な病気です。当院でもヒブ髄膜炎に罹ってしまった二人のお子さんを大きな病院へご紹介したことがあります。幸いお二人とも後遺症もなく退院後も元気に来院されていますが、現在も大きな病院で後遺症が出ていないかどうか定期的に検査を行っています。


■スケジュールを立てるときの原則 A
年齢制限と決められた接種間隔があります。


初回ワクチンは生後2ヶ月から開始
令和2年10月1日から、ワクチン同士の接種間隔規定が大きく改正(改善)されました。


■スケジュールを立てるときの原則 B
同時接種は世界の標準


ワクチンの同時接種は、日本では今までなじみが薄い接種方法でした。海外では一般的な方法で、多くのメリットがあります。またWHOもワクチンの同時接種を推奨しています。
当院ではヒブワクチンの発売を機に、ワクチンの同時接種を導入しました。
 日本では、日本小児科学会から平成23年1月19日付で同時接種に関対する考え方が示され「必要な医療行為」と位置づけられました。
詳しくは「予防接種を同時接種するメリット」をご参照下さい。

※同時接種がご心配な場合は、それぞれ単独ワクチンの接種も可能です。どのワクチンから接種するのかも含めてご相談いたします。

※日本小児科学会が推奨するワクチンスケジュール(web)
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=138


※「VPDを知って子どもを守ろう」が推奨するワクチンスケジュール(web)
https://www.know-vpd.jp/children/
KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

2ヶ月から始める
赤ちゃんのワクチンスケジュール


世界標準の接種方法に近い方法です

令和6年4月更新


 生後2ヶ月から始める、世界的に標準なワクチンスケジュール
(R6.4更新)

1. 2ヶ月0日目(2ヶ月1週目)
肺炎球菌ワクチン1回目
五種混合ワクチン(DTP+sIPV+Hib)1回目
B型肝炎ワチクン1回目
ロタウイルスワクチン内服1回目

2. 3ヶ月0日目(3ヶ月1週目)
肺炎球菌ワクチン2回目
五種混合ワクチン(DTP+sIPV+Hib)2回目
B型肝炎ワクチン2回目
ロタウイルスワクチン内服2回目

そろそろ同時に3ヶ月健診(公費)も受けられます

3. 4ヶ月0日目(4ヶ月1週目)
肺炎球菌ワクチン3回目
五種混合ワクチン(DTP+sIPV+Hib)3回目
(ロタワクチン内服3回目・3回接種ワクチンの場合)

そろそろ同時に3ヶ月健診(公費)も受けられます
(ちょうど首が座る時期です)

4. 5ヶ月0日目(5ヶ月1週目)
BCG接種

5. 6か月0日目(6か月1週目)
日本脳炎ワクチン1回目

6. 7か月0日目(7か月1週目)
日本脳炎ワクチン2回目
B型肝炎ワクチン3回目(1回目から20週間以上の間隔をおく)
スポット・ビジョン・スクーリーナーによる目の発達検査を行っています

7-A. 1歳誕生日 3本接種の場合
麻しん風しん混合ワクチン(1期MRワクチン)
肺炎球菌ワクチン4回目(3回目から60日間以上の間隔をおく)
五種混合ワクチン4回目(3回目から6ヶ月以上の間隔をおく)
*五種混合と肺炎球菌ワクチンは、3回目からの接種間隔により、1歳誕生日に接種できないことがあります。

7-B. 1歳誕生日 5本接種の場合
麻しん風しん混合ワクチン(1期MRワクチン)
肺炎球菌ワクチン4回目(3回目から60日間以上の間隔をおく)
五種混合ワクチン4回目(3回目から6ヶ月以上の間隔をおく)
水ぼうそうワクチン
おたふくかぜワクチン(任意接種:補助金について)
*五種混合と肺炎球菌ワクチンは、3回目からの接種間隔により、1歳誕生日に接種できないことがあります。

8. 1歳1ヶ月 1歳誕生日に3本接種した場合
水ぼうそうワクチン
おたふくかぜワクチン(有料。補助金についてはこちら)

9. 1歳7ヶ月頃
日本脳炎3回目(2回目から1年後程度)
水ぼうそうワクチン2回目(1回目から6ヶ月以降)

<解説>
(1)生後2ヶ月になったら細菌性髄膜炎・敗血症、百日咳、B型肝炎、ロタウイルスの予防を始めましょう。

まず、小児用肺炎球菌ワクチン1回目、五種混合ワクチン(DPT+sIPV+Hib)1回目、B型肝炎ワクチン1回目を同時接種します。当院では左腕に1本、右太ももに1本、左太ももに1本、合計3回注射を行います。
その後すぐにロタウイルスワクチンを内服します。


生後3ヶ月から始める

赤ちゃんのワクチンスケジュール


 現在は生後2ヶ月から予防接種をスタートすることが一般的です。
すでに3ヶ月になってしまった方は、ご来院時に別途スケジュールをご相談いたします。
通常は、
小児用肺炎球菌ワクチン・五種混合ワクチン・B型肝炎ワクチンの同時接種をお勧めしています。
また、「生後14週6日まで」という時間制限に間に合うようであれば、ロタワクチンのご説明もしております。
但し、
ワクチンにご不安をお持ちの方には、それぞれ単独で接種することができます。


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